真空容器の製作
2018.8.28.Tue
マンガのキャラクターに似てる気がしますが、大きめの真空容器の製作中です。
こちらの容器は、容器内に滞留を防ぐ為、内側研磨仕上げになります。
何と言っても気を使うのは気密性の確保です。
最大500kgのワークが入る、約700㎜×600㎜の開口が空いてる為、そこを蓋する扉の合わせが職人技です。
何も工夫もせずに溶接すると、厚さ30mmも有るフランジでも1mで10mm以上は簡単に歪みます。
扉は人の手で押して真空が引けるくらいまで合わせ込む為、上下、左右、対角、1mで1mm以内のまで調整します。